施 工 事 例


《 住宅用スカイライトチューブの施工事例・住宅編 》


M様邸【平屋/居間】

退職後に増えた在宅時間

気になり始めた部屋の暗さを解消したい

 

広い庭に囲まれた平屋づくりの住宅で奥様と二人暮らしのM様。

風通りもよく快適で落ち着いたお住まいですが、退職されてから家にいる時間が増え、読書好きのM様は暗さが気になりだしました。

 

すると、天気の良い日に散歩や趣味の畑仕事から帰ってくると今まで以上に家の中の暗さが際立って感じられるように……。

「この先の老後をこんな暗さの中で過ごすことは我慢できない!」と採光リフォームに乗り出します。

 

しかし、あちらこちらを探すもなかなか決定的な商品に恵まれず、諦めかけていたある日、偶然に新聞と共に折り込まれたスカイライトチューブのチラシが目に留まり、さっそく体感会に来場。

展示室で実際に降り注ぐスカイライトチューブの太陽の光を体感しながら説明を受け、スカイライトチューブ新潟の本業が建築板金業(屋根・外壁の専門業者)ということで雨漏りの心配も解消し、即導入を決意されました。

 

平屋の居間の設置工事は一日で終了、明るく生まれ変わった居間にご夫婦は大満足とのこと。

後日いただいたコメントには、仏壇内の仏様が電気の光では光らなかったのに、スカイライトチューブの太陽光では煌めくように光り輝き、「ご利益がありそう!」と感動されたそうです。



K様邸【二階建平屋部/仏間兼座敷】

電気が無いと真っ暗な仏間兼座敷

日当たりが悪く、

暗いままではお客様に申し訳ない!

 

K様は大家族の農家。木造の大きな二階建てにお住まいで、親戚も多く、祭事や休みのたびに人が集まる賑やかなお家です。

泊っていただくこともよくあるという、明りが届かない座敷が悩みの種でした。

 

広いお家にはありがちの、廊下と部屋に挟まれていて真っ暗と言っていいほどの暗さは、仏壇のある座敷なのでお盆のお水あげ時にも気になるし、お客様が来れば宿泊の場所にもなります。

人を迎える部屋が暗いというのは、家の主としてどうにもこうにも気になり、悩んでいたそうです。

 

そんな時に、スカイライトチューブのチラシをご覧になって体感会に来場されました。

 「明るいもんですね~」「ビックリしました」ということで、さっそく設置することに。

 

お盆前にバタバタと工事を済ませましたが、竿縁天井だけに天井裏の足場に苦労しながらも無事に設置できました。

 

お客様をお迎えする前に明るくできた座敷にK様は上機嫌。

「明るくなると、粗がいっぱい見えて困るねえ~」と笑って話をされていました。



施工前
施工前
施工後
施工後
施工後 カバー取付
施工後 カバー取付

T様邸【玄関/吹き抜け】

 

電気を点けなければ

お客様の顔も見えない玄関が

日当たりの良い玄関へ変身!

 

T様のお宅は20数年前の新築する際にとてもよく考えられたお家でした。

北向きの玄関は暗くなるだろうと予想し、玄関ホールの天井に2階の窓を利用して明り採りの吹き抜けを設けました。

 

しかし、いざ暮らしてみると思ったほど吹き抜けからの明かりが玄関に降りてこないのだとか。

「玄関が暗いから逆光のようになってしまい、誰が来たかわからないんです…。来客の度に電気をつけて顔を確認しなければならないのは失礼な気がして、とてもストレスだったんですと奥様。

この長年のお悩みに、退職されて自宅時間が増えたご主人も共感し、スカイライトチューブの出番となりました。

 

太陽光を導くチューブを既設の吹き抜けを利用して2階屋根から壁面に沿わせるようにして降ろし、カラーGL鋼板でカバーを設けました。

 

お客様がいらっしゃる度に電気を点けるストレスから解放され、「玄関が明るいと気分も明るくなる」と大変喜んでいただきました。

 

 


【ちょっと一言】カラーGL鋼板でのチューブカバー工事について~

カラーGL鋼板でのカバー工事は、建築板金業が本業のスカイライトチューブ新潟ならではの得意技です。

本来、木で骨組みを作って合板や石膏ボード(プラスターボード)でチューブを覆い、壁と同様にクロスを貼って仕上げるのですが、これでは大工さんや内装業者にも施工をお願いすることになり、日程の調整も大変で費用もがかさみがち。その上、新品のクロスは既存のクロスと色や模様が違ってしまうことになりやすく、せっかく設置したスカイライトチューブが悪目立ちすることも。

これを異素材であるGL鋼板を使うと、弊社で一気に工事が出来るので材料費も手間も省け、工期も短縮できて一石三鳥!なのです。

 

今回は既存クロスと合うようオフホワイトのカラー鋼板を使用しましたが、ビビットなカラーを選ぶことでインテリアのポイントにしても面白そうです。

 


キッチン施工前
キッチン施工前
トイレ施工前
トイレ施工前
トイレ前廊下スリット 施工前
トイレ前廊下スリット 施工前
キッチン施工後
キッチン施工後
トイレ施工後
トイレ施工後
トイレ前廊下スリット 施工後
トイレ前廊下スリット 施工後
屋根 積雪対策のドーム立ち上げ
屋根 積雪対策のドーム立ち上げ

K様邸【キッチン・トイレ】

 

 

介護世帯の採光リフォーム

転倒の危険を自然光で解決

昼は太陽光、夜はLEDライトで快適に

 

かつて商店を営んでいた、商店街にある明かりの入りにくい造りのいわゆる『ウナギの寝床』なお住まい。

 

キッチンが暗く、トイレは特に真っ暗で、トイレに行くまでの廊下も電気なしには過ごせない生活をおくられていました。

こんな状態では、停電でもあろうものなら身動きさえ取れません。

 

それ以上にK様にとっての差し迫った問題は、高齢のお母さまの転倒の心配です。

長年住んだ家ですから慣れているとはいえ、足腰の弱ってきたお母さまには足元が明るい方が絶対にいいはずです。

 

K様がスカイライトチューブを知り、さっそく体感会で体感することに。

すぐに気に入っていただき、キッチンとトイレ、2カ所にスカイライトチューブを設置することになりました。

 

キッチンには、オプションでチューブ内に『ライティングソケット』を設置し、昼は太陽光、夜はLEDライトでキッチンを明るく照らします。

トイレは、住宅の構造上8mの延長チューブで採光。その際、廊下に通したチューブにスリットを設け、真っ暗だった廊下の照明として活用しました。

トイレの前が明るくなり、スイッチの位置が分かって快適です。

屋根にはK様のご希望で、オプションの『ドーム立ち上げ』を設けて、積雪対策も万全です。

 

キッチン・トイレ・トイレ前の廊下が太陽の光で健康的に大変身!

「明るくなった」「快適だ」と大変喜んでいただいています。


【ちょっと一言】屋根上ドームの「積雪対策立ち上げ仕様」について~

屋根上のドーム設置は、屋根材により「和瓦用FRP製ルーフベース」「平瓦用ソフトアルミ製ルーフベース」「横葺き屋根用金属製ルーフベース」など多様に取り揃えておりますが、雪国である弊社には『積雪対策 立ち上げ仕様』なるものがございます。

『積雪対策立ち上げ仕様』とは、通常ドームに積もった雪はその曲面により自然と下に落ちてゆきますが、これが大雪になりますとすっぽりと雪がドームを包み込んでしまいます。

この雪を、屋根から煙突状に立ち上げてドームを設置することにより、速やかに雪を落下させ、より長く、より早くドームを露出させるというものです。

この立ち上げは地域の積雪状況にあわせて50㎝~100㎝くらいを目安に設置しておりますので、雪に対して不安のある方は是非ご相談ください。

 

ちなみに、ドームが雪にすっぽり埋もれても、晴れた際の太陽の光なら20㎝くらいの雪は優に透過し、お部屋を明るくしてくれます。



《 住宅用スカイライトチューブの施工事例・施設編 》


災害・停電時でも外光で明るく【コミュニティセンター】

 

中廊下はどうしても暗くなる。

地域住民の要望を叶え、明るい空間に

 

コミュニティセンターに入った途端に暗さを感じないように、

ホールと廊下に設置しました。おそらく入館しても誰も気づかないでしょう。

いつも廊下を照らしてくれるので、暗さがなく開放的です。人の集うコミュニティホールは、災害などの停電時も外光が使えるので安心です。



陽だまりにつつまれながら楽しく語り合える談話スペース
陽だまりにつつまれながら楽しく語り合える談話スペース
居室に囲まれた廊下に設置。窓の作り辛い場所にこそスカイライトチューブです!
居室に囲まれた廊下に設置。窓の作り辛い場所にこそスカイライトチューブです!

施設内でも太陽の光がさす開放感障害者自立施設

 

心のやすらぎと

快適さを兼ね備えた光の空間に

 

人の行き来する廊下やくつろぎの広場などに設置しました。

日中、光がさすことで施設内も開放的になります。



ホールに続く廊下に750DSを2台設置し、陽だまりの空間に。紫外線をカットした優しい光が廊下にあふれます。
ホールに続く廊下に750DSを2台設置し、陽だまりの空間に。紫外線をカットした優しい光が廊下にあふれます。

陽だまりのある健康的な空間こども園

 

元気いっぱいの子どもたちの

笑顔がさらに輝きます

 

子ども達の集まる場所や行き来する場所に設置しました。

陽だまりのあるこども園、明るく健康的な雰囲気があります。



窓のない階段に太陽の明かりを工場内の階段

 

真っ暗だった休憩室に向かう階段に

お日さまの光が!

 

全く窓のない一階から二階に上がる階段の踊り場の天井に設置しました。

いつも明るい階段は、電気の付けっぱなしが解消され省エネにも一役です。



集いの場で太陽の光を浴びる高齢者福祉施設

 

概日リズムを整える太陽の光が

廊下や憩いのひろばにあふれる施設に

 

どうしても暗くなりがちな廊下や人の集うところに設置しました。

太陽の光を浴びることが少ないお年寄りには大切な明かりです。



《 産業用スカイライトチューブの施工事例 》


▲設置前の写真(光っているのが水銀灯)
▲設置前の写真(光っているのが水銀灯)
▲設置後(明るく輝いているのがsolatube330DS)
▲設置後(明るく輝いているのがsolatube330DS)

▲設置前の写真(光っているのが水銀灯)
▲設置前の写真(光っているのが水銀灯)
▲設置後(明るく輝いているのがsolatube330DS)
▲設置後(明るく輝いているのがsolatube330DS)

 

株式会社 資生堂 久喜工場工場内倉庫

  

株式会社資生堂は、「エコ・ファースト企業」として地球環境保全の取り組みを積極的に推進しています。国内工場の「2010年度に15%削減(1990年度比原単位)」の達成に向け、その実現への具体化に、久喜工場が率先して、CO2排出量削減目的に、照明省電力化、作業環境の改善も合わせ「太陽光照明システム」の導入となりました。

 

●施設概要

埼玉県久喜市に所在する(株)資生堂 久喜工場は、シャンプーやリンスなどのほかコスメティック製品を製造しています。また北関東から新潟県までをカバーする製品配送ストックセンターの役割も兼ね、毎日約300種類の製品が工場から出荷されています。

 

●使用製品

  ・ソーラマスターシリーズ

        solatube330DSオープンタイプ 33台

  ・散光カバー:オプティビュー

 

●ソリューション

太陽光照明システムは通常の作業時間中は電気照明を点灯せずに作業が可能で、これまでに設置済みのいろいろな環境配慮型の設備に加えて、省エネ、CO2削減に貢献します。また作業面で同じ明るさなら、光を拡散する太陽光照明システムは天井面や壁面の明るさも大きく改善できました。環境への配慮+作業環境の改善=これからの省エネ機器の目指すべき道が一つ見えました。

 

●設置効果

solatube330DS 33台設置後翌月の照明電力量が、前年同月に比べ約35%の削減が実測されました。

CO2排出量換算にしますと13.9トン/年削減になります。

 

●お客様の声

・明りのコントラストが少なくフォークリフトの操作がとても楽になった。ラップの映り込みやキラキラ感もなくラベルの文字も見えやすくなった。(工場内従業員)

 

・今までは外からすぐに内に入ると目が慣れずによく見えなかったがそういうことがなくなった。(運転手)



▲屋上に取り付けられた採光ドーム
▲屋上に取り付けられた採光ドーム
▲光っているのが6階に取り付けられたSLM400/600
▲光っているのが6階に取り付けられたSLM400/600
▲建物外観
▲建物外観

 

しがぎん 浜町研修センター研修施設

  

しがぎん浜町研修センターには、「サタデー起業塾」の開催や、2008年7月に初めて開催された「エコビジネスマッチングフェア」の開催など、滋賀銀行が長年にわたって積極的に取組んできた「環境ビジネス支援」により実を結んだ取引先の環境技術や製品をたくさん採り入れられており、「太陽光照明システム」が導入されました。

 

 

●施設概要

同研修センターは、平成15年10月の滋賀銀行創立70周年記念事業の一環として計画され、「人(研修)」「環境(エコ)」「健康(アメニティ・リラクゼーション)」を基本コンセプトに、同行の「人材育成」と「環境を主軸としたCSRのしがぎん」のシンボルタワーとして位置づけられたものです。

 

●使用製品

  ・ソーラマスターシリーズ 400/600 5台

  ・散光カバー:オプティビュー

 

●ソリューション

「しがぎん浜町研修センター」は、財団法人建築環境・省エネルギー機構(通称・IBEC)の認証する「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」*で最高の「Sランク」を、京都滋賀地域で初めて、西日本の金融機関でも初めて取得しました。

 

* CASBEE(キャスビー):「Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency」の略。省エネや省資源・リサイクル性能といった環境負荷削減の側面はもとより、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質・性能の向上といった側面も含めた、建築物の環境性能を総合的に評価するシステム。

 

●設置効果

 

スカイライトチューブや各種環境技術・製品の利用により、標準的な建物と比べてCO2排出量を年間約55t削減(削減率22.4%)します。そのほか、室内の快適性や景観への配慮といった要素も取り入れた結果、「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」の「Sランク」認証を取得したものです。



▲手許が明るくなるように延長されたチューブと散光カバー
▲手許が明るくなるように延長されたチューブと散光カバー
▲屋根に設置された8基の採光ドーム
▲屋根に設置された8基の採光ドーム
▲レザーカットされたドームが低い位置の太陽光を採り込みます
▲レザーカットされたドームが低い位置の太陽光を採り込みます

 

テクノカレッジ草津(高等専門学校)

研修施設

  

滋賀県はマザーレイク琵琶湖を擁し、全国でも有数の環境意識の高い県です。そうした環境からスカイライトチューブが生まれたのは偶然とは言えません。 ただ、これまで民間施設には導入が進んでいましたが残念ながら公共施設への導入までには至っていませんでした。 そうした中、スカイライトチューブを取扱う(株)井之商が、平成24年5月に関西広域連合の新商品調達認定制度の調達事業者に選定されたのを機に県の施設への導入が検討され、テクノカレッジ草津に設置が決定しました。 産学官が一体となって、環境に取り組む滋賀県の姿勢が、他の都道府県の手本となることを目指しています。

 

 

●施設概要

テクノカレッジ草津は昭和58年に「滋賀県立草津高等職業訓練校」として開校され、その後、平成21年に「滋賀県立高等技術専門校・草津校舎」(愛称:テクノカレッジ草津)となりました。滋賀県南部の草津市に位置し自動車整備科、コンピューター制御科のほか求職者向けの職業訓練、在職者向けの技能向上セミナー、中小企業向けの人材支援などを運営しています。

 

●使用製品

  ・ソーラマスターシリーズ

      solatube750DSオープンタイプ 8台

  ・散光カバー:ホワイトトリム・オプティビュー

 

●ソリューション

出来る限り延長されたチューブと散光カバーが、天窓と比べて、単なる明り取りにない光を作業する手許まで届けます。 またただでさえ、熱の発生しやすい技能研修場所でも、ソーラマスター750DSは熱の持込を抑えます。 加えて750DSの特性として、内部にレーザーカットを施されたドームが低い位置の太陽光を効率よくとらえ、真昼の真上からの太陽の光のギラツキもほどよくミックスし作業効率の向上をサポートします。

設置効果照明としての役割に加え、熱の持込も抑えるという点からも、節電に寄与しております。

 

●お客様の声

・照明としての役割に加え、熱も持込を抑えるという点からも、節電に寄与しております。

 

・手許が明るくなり、これまで以上に作業効率がUPしました。